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足のむくみに効果的なツボ4選

1日中立ちっぱなしの仕事や座り続けているデスクワークの仕事をしていると、夕方になって足がむくんでいることがあります。

足は体の中で最もむくみやすい部位で、心臓から最もっと位置にあって血液の循環が悪くなりやすいことや、重力の関係で体の中の不要な水分が溜まりやすいこと、リンパ液の循環も悪くなることがその理由です。

これらの多くは一過性の場合が多く、姿勢を変えたり一晩寝ると治る程度なら心配は要りませんが、心臓や腎臓などの疾患が原因の場合もありますので、すぐに治らないようであれば医療機関を受診することが必要です。

とは言っても、むくみが起きてしまった場合は靴を履くのも大変になりますので、速効性のあるツボをいくつか覚えておくと便利です。

足のむくみに効果的なツボ

足のむくみに効果的なツボにはいくつかあり、その代表的なものは「豊隆(ほうりゅう)」「足三里(あしさんり)」「陽陵泉(ようりょうせん)」「太衝(たいしょう)」の4つです。

豊隆(ほうりゅう)

豊隆は左右のふくらはぎにあるツボで、刺激すると余分な水分の排出をスムーズにする働きがあります。

その場所はすねの骨の外側で、膝とくるぶしの中間部分の筋肉が一番盛り上がっているところにあり、手の親指でゆっくり肌が沈み込む程度に押しながら、残る4本の指でふくらはぎを軽くマッサージするようにすると効果があります。

足三里(あしさんり)

足三里もふくらはぎにありますが、豊隆とは異なり内蔵の動きを活発にすることで体の中に溜まってしまった老廃物を排出します。

その場所はむこうずねの外側で、手で下から上にさすっていくと骨に当たって止まる場所があります。

その場所から小指側に人差し指1本分だけ外側にある窪んだ部分がそのツボで、やや力を込めて手の親指で押しこむようにします。

陽陵泉(ようりょうせん)

陽陵泉は、くるぶし側のヒザの真横を少し下がったところにポコッと飛び出した「腓骨小頭」と呼ばれる骨が出ている部分があります。

この腓骨小頭の前のすぐ下にあり、むくみ解消の他に筋肉のひきつりや坐骨神経痛・腰痛などに効果があるため、スポーツなどで足が疲れていたり筋肉がつる場合におすすめで、押すだけでなくお灸をすえるのも効果的です。

押し方はあまり力を入れずに気持ちよく感じる程度の強さで、長めに押すことがより効果を高めてくれます。

太衝(たいしょう)

太衝は足の親指と人差し指の骨の後側で、2本の骨が交差する部分です。

親指の爪の脇の人差し指側から、親指の骨に沿ってなぞっていくと指が止まる部分があるので比較的見つけるのが簡単です。

太衝はむくみ解消はもちろんですが、血流を改善する効果があるため冷えにも効き目があります。

更に、肝臓や筋肉、眼などの日常的に酷使している体の部分に深い関係がある「肝経(かんけい)」と呼ばれる気の流れにも属しているため、体の疲れや精神的なストレス、眼精疲労、お酒の飲み過ぎによる肝臓の疲労といった状態のときに刺激すると痛みを感じます。

特に冷えの場合は押すとへこんだ感じになったり、冷たく感じることがあります。

押すだけでもいいですが温めるとより効果が高くなるため、できれば温灸がおすすめです。

お灸を持っていない場合は手を温めてから押すか、入浴時に浴槽に浸かった状態で行うとよく、3秒押して3秒離すを10回ほど繰り返して行うとより効果的です。

「足は第二の心臓」とよく言われますが、これは血管が集まっていることによります。

その血流を流れを促すことによって疲れや老廃物の排出が滞るのを防ぐ効果が得られるのです。

ただし、ツボの位置は体の状態によって微妙に変化したり、人によって多少場所が異なることがありますので、実際に触ってみて他の部分と感触や痛みの違う場所を見つけることが大切です。