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足のリンパマッサージが効果的な理由とその手順

足のリンパマッサージを行うことでリンパの流れや血流が良くなり、むくみを解消したり、だるさや重さなどの疲労を改善することができます。

足やせ効果もあったりと女性にとっては嬉しい作用がたくさんありますので、自宅で取り入れたいという方も多いことでしょう。

そこで今回は、足のマッサージが効果的な理由と、正しいリンパマッサージのやり方、手順について見ていきます。

自宅でのマッサージが効果的な理由

下半身のリンパは、重力の影響やポンプの役割を果たす心臓からの距離が遠いこともあって、老廃物が溜まりやすい部位です。

更にはデスクワークなどで座ったままの姿勢が多い場合は、唯一のポンプ機能であるふくらはぎの筋肉が使用されにくいこともあり、老廃物が溜まったままの状態が続きます。

そこで有効なのが、マッサージです。

片足5分ずつを、毎日続けるようにしましょう。

そうすることでリンパの流れをサポートし、下半身に老廃物が溜まり続けるのを抑制することができます。

リンパマッサージの手順

まず、実際のマッサージに移る前に、事前準備をしておきましょう。

そうすることにより、マッサージの効果を一層高めることができます。

マッサージに備えて手を温め、マッサージ用にクリームやオイルを塗りましょう。

肌の滑りが良くなるため、マッサージしやすくなります。

準備が整ったら、まずは足の先からほぐしていくようにします。

指を一つずつ掴んでくるくると回し、ほぐしていきましょう。

一通り回したら指を前後に倒して動かし、すべての指をほぐし終えたら次は足裏をマッサージしていきます。

指元からかかとに向かって手の指で押しながらほぐし、終わったら土踏まずをこぶしで10回程度押すようにしましょう。

続いて、指先の表面から足首に向かって、握ったこぶしでさすり上げます。

特にくるぶしの周りは重点的に、こぶしで10回程度くるくると回すようにしてさすりましょう。

終わったら、ふくらはぎのマッサージに移ります。

両手でふくらはぎの下部分を掴み、膝に向けて揉みこみながらさすり上げます。

この時、手の指でしっかりとふくらはぎを揉みこんでいくことが大切です。

10回程度繰り返したら、膝の裏を手の指で押すようにしてリンパを流します。

特に膝裏部分はリンパが集中している部分ですので、ここをしっかりと押し流すことでリンパの流れは改善されやすくなります。

そうして最後に、太もも部分をマッサージすれば完了です。

太もものマッサージには両手全体を使います。

太ももの裏側から表にかけて押し上げ、最後に膝から太ももの上部分に向けてまっすぐに握りこぶしでさすっていきましょう。

雑巾絞りのように、ねじりながらさすり上げる方法も効果的です。

このマッサージが終われば、マッサージはお終いです。

これらの動作を、片方5分ずつ、両方で10分程度時間をかけて行います。

最初は手順を確認しながらなのでマッサージに時間がかかってしまうかもしれませんが、慣れれば短時間でスムーズに行えるようになるでしょう。

リンパマッサージは時間をかけて長くやるよりも、適切な方法で毎日続けて行う方が効果は大きくなります。

むくむや疲労が気になる方は、ぜひ継続して取り組んでみてください。

おわりに

尚、マッサージも大切ですが、むくみが気になる時は睡眠時間や日ごろの食事も大切です。

食事は薄味を心掛けてバランスの良さを重視し、十分な睡眠をとるようにしましょう。

むくみが酷い時などは、眠る際に足元を高く上げて寝るようにすると、老廃物が流れやすくなってむくみも解消されやすくなります。

これら日常生活の過ごし方を整えながらリンパマッサージを組み合わせることで、全体のめぐりを良くすることができます。