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かっさを使った足のマッサージが脚痩せには効果的

かっさを使ったマッサージを足に行うと、足やせ効果があるとされています。

今回は、そもそも「かっさ」とは何?という話から、かっさを使った足のマッサージのやり方、コツなども紹介いたします。

ぜひ参考にしていただければと思います。

かっさとは

「かっさ」とは、2500年以上前から中国で行われてきた民間療法で、「刮(かつ)」は削る、「(さ)」は滞っている血液のことをさします。

専用の板を使い皮膚の経絡や反射区を擦って刺激することで、全身のめぐりを促し、代謝をあげる効果があり、冷えやむくみ・便秘などにも効果的です。

かっさで足をマッサージするやり方

かっさで足をマッサージする方法は、足の先(つまさき)から、ふとももの方に、リンパを流すようなイメージで行うと効果的です。

やり方としては、以下の7つの手順で実践していきましょう。

・足の甲をさする
・足裏をさする
・くるぶし周辺をさする
・ふくらはぎとすね全体をさする
・ヒザ裏をほぐす
・太もも全体をさする
・太もものつけ根部分を揉みほぐす

足の甲をさする

足の指の骨に添わせながらつま先から上足首に向かって5回ほどさすっていきましょう。足の甲は皮膚が薄いので、やさしくさすってください。

足裏をさする

足裏を下つま先から上に足首に向けてさすります。足裏は皮膚が硬いのと、血行促進効果のあるツボがあるので、足の甲の3倍くらいの力加減でほぐしてください。

くるぶし周辺をさする

くるぶしの周りを3~5周、時計回りに弧を描くようにさすります。くるぶしは乾燥しやすいので、肌を傷つけないようにしましょう。

ふくらはぎとすね全体をさする

かっさの丸みを帯びた部分を使ってふくらはぎ全体を足首からヒザにかけてさすっていきます。すこし強めの力加減で、グーッと押し上げていきましょう。ふくらはぎをまんべんなくさすったら、すねも同じようにさすります。すねは、骨にそってさすることがポイントです。

ヒザ裏をほぐす

かっさのデコボコ部分を使ってヒザ裏を押しほぐしていきます。ヒザ裏にはリンパが流れているので、こするのではなく、押し込むようにほぐします。

太もも全体をさする

太もも全体をさすっていきます。皮下脂肪があるので、すこし力を入れても大丈夫です。

太もものつけ根部分を揉みほぐす

最後に太ももの付け根をグーッと押し込みます。関節にリンパや老廃物が溜まりやすいので、入念にほぐしてあげてください。

かっさマッサージの効果を高めるための2つのコツ

かっさマッサージの効果をより高めるには、

・マッサージ用の「オイル」「クリーム」を使用すること
・しっかりと「水分補給」をすること

が大切です。

オイルを使用することで肌の滑りを良くして、肌を傷つけにくくなります。

また、血行を促進するクリームを使用することで、より血流改善効果が期待でき、通常のマッサージよりも高い効果が期待できます。

また、マッサージの前後にしっかりと水分を補給することも大切です。

かっさマッサージ後は、リンパ液の量が増えて老廃物が排出されやすくなるので、こまめに水分を補給することで、血液が巡りやすい体内環境を整えておきましょう。

かっさマッサージ3つの注意点

かっさマッサージは、直接肌を擦るマッサージ方法なので、力の入れすぎや、やりすぎは肌を痛めてしまう可能性があります。

血行促進効果があるので、マッサージ後は肌に赤みが生じる事はありますが、たいていの場合、数分程度で元に戻ります。ただ、10分以上たっても、赤みが引かない場合は、次回のマッサージは、数日時間を置いたほうが良いでしょう。

あまりにも力を入れすぎると、筋肉を壊してしまうこともあるので、「気持ちいい」程度を心がけましょう。

また、当然ですが、肌に異常がある箇所は避けてマッサージを行うようにしましょう。

食後30分以内にマッサージを行うと、血液が分散されてしまい、必要な血液が消化器官に送られず、消化不良や胃もたれを引き起こしてしまう可能性があります。

食後にかっさマッサージを行う方は、なるべく1時間以上開けて、マッサージを行うようにしてください。